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ネットで新聞や書き込みを読んでいると、日本人の報道に対する反応のレベルの高さに驚かされます。反面、ネット上で炎上しやすい極性化の危険も感じます。もともと自分で考えて判断することが苦手だと、周囲の賛同や批判に敏感になります。
 人間がふたり集まると社会として成立し、そこから対極化するという本を随分前に読んだのを思い出しました。
 例えば、「あんこ」の「粒あん」をひとりが賞賛すると、それに賛同するか、「こしあん」側にまわってしまうのです。いつも、どちらでもいいと思っている人まで、どちらかの「あんこ」に決めてしまい、それを信じてしまうのです。
 ちなみに自分は「粒あん」派ですが、伊勢名物「赤福」にまでそれを求めるほどではありません。茶席では「こしあん」の和菓子も美味しくいただきます。
 ところが「あんこ」の話になると「粒あん」至上主義のような会話になるので、言葉とはおそろしいものです。話し言葉でもその傾向はあるので、文章になるとさらにそうです。
 情報に依存しすぎないこと、自分で考えること、閉塞感のある今こそ、それが重要です。


 議員会館で英国首相サッチャーを描いた映画の試写会がありました。超党派の国会議員20名くらいが参加していました。女性議員が多かったです。
 昨夜、英国の方とお会いして、その映画の話になりました。認知症になったサッチャー。彼女の世界ではいつも亡くなったご主人と一緒です。サッチャーのそばにいつもいてくれたご主人は、さぞ心の支えだったことでしょう。
 幸せとは主観の問題です。客観的にどうであろうと、認知症になったサッチャーの世界観では常に愛するご主人と一緒なのです。
 政治家は家族の犠牲のもとにあるのだとしみじみと思いました。


3月2日 時間

 1日は皆等しく24時間与えられています。集中力のある1時間も、だらだらした1時間も1時間は1時間です。
 いつも緊張していると大変なので、使い分けています。地元では聞くことが仕事なので長い話も聞きます。東京では、議員同士の連絡調整という雑用が増えています。
 忙しくなると、話の長い人と、言い訳がましい人との付き合いはできるだけ避けるようになります。議員は忙しいので、話が短い人が多く、せっかちです。もともとせっかちなのが最近、加速しています。1日が24時間でよかった、と感謝しています。






 視聴覚障がい者の方々は、東日本大震災でとてもこわい体験をされたと聞いています。
 そういう方々の情報やコミュニケーションに対して対応が必要だろうと、法案と論点の整理をしました。ところが、いくつかの団体が特定政党しか応援しないために、自民党でのヒヤリングを調整するだけでも大変苦労しました。反対に、超党派でヒヤリングするのも、ものすごいエネルギーを必要とします。
 制度づくりは政治家の仕事ですが、国民全体の問題を取り上げるときに、どうしても声の大きい、一緒に汗をかいてくれる声を聞くことが多くなります。
 心を広く持ちながら、バランス良く制度づくりに取り組んでいきます。


2月23日 精神医療

 超党派「こころの健康推進議員連盟」が開催されました。救命救急センター227のうち、精神科病棟を有する病院は4割しかありません。総合病院でも精神科の診療報酬が低いことが課題のようです。
 認知症の高齢者が増えて、特別養護老人ホームが満床であるがゆえ、精神科病棟にしわ寄せがきています。精神科疾患の方の住まいも問題となっています。
 精神科疾患対応は遅れているので、課題山積です。


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